筆者のゼミの教授(経済学専門)が若かれし頃、指導を受けていた先生は工学部から経済学部に転身したそうな。
その先生曰く、1つの技術が世の中の課題をすべて解決するということはありえないんやって。
だからこの先生は経済学に転身したんですって。
スマホみたいに、一つの技術が世界をぐんと変えるときもあるし、
文系の人なら数学が得意やったら理系の学部に進んで世の中に役立つ技術の開発に携われたのになーって思うこともあるでしょ?
でも理系の人は理系の人なりに、専門性の高さゆえの悩みがあるのだということなのかも。
何か道具を使って一気に問題を解決しようだなんて、結局は人間の妄想に過ぎないのかなぁ。
経済学であれ工学であれ、一歩ずつ積み重ねてやっと辿り着くべきところにつくということなのかなぁ。