頑固系OLのおっとりな本棚

頑固な思考から解放してくれるような本との出会いをマイペースに紹介

理系と文系の研究のしかたの違い

昨日は理系の大学院に通う人に文系の研究や論文についていろいろ質問をされたんやけども、理系との違いがよくわかって面白かった。

 

どんな文献を集めるべきかについて話をしたときに、

 

「文系だと論文で使うデータの信ぴょう性を判断するときに、

『この分野ならまず○○先生の本と論文を読むべき!』

みたいな感じで、書いてる人がどんな人なのかが結構重要だったりします」

 

って話をしたら

「書いてる人なんやー、ジャーナルとかじゃないんやー」

と言われて、なんでこんなに違うのか考えてみたんやけど…

 

 

理系は実験などの過程で条件さえきちんと整えれば、どんな若造が出したデータでも信頼できるんやろうけど、

 

文系はデータを取ったところで、その結果を左右するであろう要因をすべて排除しきれるとは限らないし、その分気配りが必要だから、その分野にものすごく詳しい先生じゃないとなかなかデータを信頼してもらえないという事情があるからかなと思った。

 

それだけ。