頑固系OLのおっとりな本棚

頑固な思考から解放してくれるような本との出会いをマイペースに紹介

2019-01-01から1年間の記事一覧

南米コロンビアに学ぶ持続可能な交通都市計画

持続可能なまちづくりのモデル都市として、コロンビアが取り上げられることがしばしばあるので、ちょいと調べてみた。 特に名前が出やすいのは首都のボゴタ市(人口770万人)と第二の都市であるメデジン市(人口250万人)。 ボゴタ市はあんまり日本語の文献…

脱物質主義への改革は難しい!

ステファーノ・バルトリーニ著『幸せのマニフェスト―消費社会から関係の豊かな社会へ』を8割読み進んだところで筆者の問題意識がよくわかってきた。 資本主義を基盤に、社会の意思決定権の大部分を握る富裕層が、 利権や目先の利益にとらわれてしまうせいで…

朝は何時に起きてもしんどい

朝は何時に起きてもしんどい 。 この事実に気づいた人はどんくらいいるやろうか。 この事実に気づいたあなたは、明日から早起きすることができるようになるはず。 次の日朝早いとわかっていても夜ふかししちゃうんやけど、 12月6日までに論文の1~2章は完…

幸せのマニフェスト

ステファーノ・バルトリーニ著『幸せのマニフェスト―消費社会から関係の豊かな社会へ』をゼミで読んだ。 この本は、 「経済成長ばっかり気にしてたら、労働の時間も長くなるし、お金でものを買うことでしか満たされんくなってしまう、人々のつながり、良い関…

まちづくりワークショップに参加してきた

昨日の夜は近くの区役所でまちづくりのワークショップに参加。 どうやったら自分たちのまちがもっと暮らしやすくなるんやろーなー、みたいなことを住民や区の職員らでわいわい話すっていう、近年よく見るワークショップと同じようなイベントで、たまたま区役…

理系と文系の研究のしかたの違い

昨日は理系の大学院に通う人に文系の研究や論文についていろいろ質問をされたんやけども、理系との違いがよくわかって面白かった。 どんな文献を集めるべきかについて話をしたときに、 「文系だと論文で使うデータの信ぴょう性を判断するときに、 『この分野…

科学技術は世界を救うか

筆者のゼミの教授(経済学専門)が若かれし頃、指導を受けていた先生は工学部から経済学部に転身したそうな。 その先生曰く、1つの技術が世の中の課題をすべて解決するということはありえないんやって。 だからこの先生は経済学に転身したんですって。 スマ…